ヨガで守るべき瞑想と呼吸方法
深く長い呼吸をする
ヨガをしている時には、
基本的に呼吸も重要だと言われますが、
吸うときも吐くときの呼吸も
鼻呼吸を優先したほうが良いでしょう。
医学的にも口呼吸をしていると
脳に送られる酸素の量が、
鼻呼吸と差があるとされており、
鼻炎だとそのホルモン分泌や
体内の代謝物質などの影響もあって
頭がボーッとすると言われています。
ヨガでは、鼻呼吸を意識するため、
一気に息を吸うのではなく、
細く、大きく息を吸って、
長く細く息を吐くようにしましょう。
この呼吸の繰り返しは、
意識してやろうとすると意外と難しく、
意識して呼吸を止めないように常に吸って、
吐いてを繰り返すのは意外に神経を使います。
どうしても鼻が詰まっている時は
口呼吸でも良いですが、
少しでも鼻呼吸できる時は、
鼻呼吸に切り替えつつヨガをしましょう。
片方の鼻で呼吸する
片方の鼻で吸って、片方の鼻で
息を吐くという呼吸も
ヨガ独特の呼吸法です。
もちろん、自分の指で鼻をつまむようにして
呼吸を整えることになりますが、
もともとは人間は片方の鼻のみで
呼吸しているため、
この呼吸法を意識することで、
自身の呼吸を整える効果が期待できます。
この片鼻呼吸を意識することで、
その時にあなたがどちらの鼻で呼吸していても、
その呼吸を整えられるようになります。
そのため、より呼吸しやすい方の鼻を見つけ、
それに合わせて体の右半身をほぐすのか、
左半身をほぐすのか
考えてみるのも良いでしょう。
医学的にもこの人間の鼻の
呼吸は知られており、
ヨガでは少しでも
それを意識することで精神的な落ち着きや
心のバランスを整えるのに
役立ってくれるでしょう。
この呼吸とヨガをするだけで健康になったり、
病気が治るという効果まではないですが、
心の安定をサポートしてくれる
可能性は高いので、
ゆっかりと心を落ち着かせるためにも、
じっくりとヨガに取り組んでみてください。
腹式呼吸をたくさんしよう
ヨガに限らず重要だと言われるのが
腹式呼吸です。
人は起きている時は
常に胸式呼吸をしていますが、
この呼吸でも、腹式呼吸でも
横隔膜などの筋肉を使って呼吸をしています。
起きているときのこうした呼吸と、
体を横にしているときの腹式呼吸では
体に係る負担に違いがあるため、
横になって腹式呼吸を意識することによって、
体の疲労も少し軽減できるようになるため、
呼吸から体と心を
落ち着かせることができるはずです。
腹式呼吸は意識することで
起きていてもできますが、
やはりヨガを通して体を横にして、
実践する事がおすすめです。
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